それでは、ライン掲示板アプリに出没する悪質サイトについて見ていくことにしましょう。

 

なお、これらの悪質サイトは、ライン掲示板が出てくる前の時代から存在していたものですが、そのころのものとくらべると最近の悪質サイトは、いろんな意味で新しく変わっていることがあげられます。その違いをあげてみたいと思います。

 

ひとつめの特徴はインターネット異性紹介事業番号を持つところが多くなっているということです。むかしの悪質出会い系サイトはインターネット異性紹介事業番号を持たずに運営しているところが多く、もうほとんどすべてのサイトが異性紹介事業番号を登録していませんでした。この番号を持つと、同時に、18歳以上の利用者であることを認証する年齢確認を行わなければならないのですが、たしかに年齢確認も行っているようです。つまり自分たちが運営しているものが正規の出会い系サイトであることを認めているということで、これは以前では見られないことでした。まずこうした違いがあるということです。

 

それとサイトの見た目が、かなり高品質に生まれ変わっています。また見た目だけではなくて告知事項も「当サイトを偽り運営を行っているなりすまし業者が確認されました」といった悪徳成りすまし業者の告知をするなど、非常にしっかりしたつくりになっています。今までは、こまかい体裁などはいい加減で、扇情的な表現ばかりを重視していたという印象があります。

 

また利用規約が分かりにくいところに設置してあったという印象がありましたが、今の悪質サイトはフッターにまとめてあります。チェックし忘れたら、それは読者の責任と言われても仕方がないでしょう。また利用料金も隠さず公開しています。ですから、見落としていたと言っても、それだけで理由にはならないでしょう。

 

このように、ライン掲示板の悪質出会い系の姿は、新たな出会い系へと生まれ変わっています。この点には注意しなければなりません。