2012年の12月にauのAndroid端末から、ID検索に関する利用制限がかかるようになりました。制限の対象となったのは18歳未満のユーザーです。現在はdocomoとSoftBankも同じように、18歳未満のユーザーへの利用制限を実施しています。

 

なぜ18歳未満なのかというと、それは青少年保護の観点からそのようにしたわけです。また何によってそうなったかというと、非公認のライン掲示板やライン掲示板アプリで見知らぬ人との交流するのを危険視したからです。実際、そうした掲示板から事件が発生しましたし、掲示板が援助犯罪の温床となっていたことも事実としてありました。ですから、少なくとも18歳未満の児童を守る必要があったわけで、そのための保護策としてID検索に年齢制限をかけることは急務だったわけです。

 

しかしID検索に年齢制限をかけても、相手のIDがすぐわかってしまうのなら何の意味もありません。docomoとSoftBankが利用制限が遅くなったのは、じつはそのためだったのかもしれません。たしかにID検索が出来なくなることにより、ライン掲示板アプリでの出会い行為に歯止めがかかったのは事実かもしれません。しかしラインのIDは、ID検索ができなくてもほかの方法でもわかるのです。そのことを知っているユーザーなら、ID検索に利用制限がかかろうとも何ら問題はないわけですし、その方法をネット上に拡散してしまえば利用制限が無意味なものだとわからせることができます。

 

ちなみにその方法というのはユーザーURLを知らせることですが、中高生専用のライン掲示板ではIDの代わりにQRコード(ユーザーURLを描いている)を公開しているのを見かけます。これでは何のための利用制限なのかわかりませんが、現実的にはそうなっています。ここではラインが断行したID検索というものや、ライン掲示板アプリが何を目的にしているのかについて明らかにしていきたいと思います。

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